診療内容の説明
簡便で視覚的に動脈硬化の診断や脳血管疾患に対する評価ができます。超音波による検査のため被爆や痛みも有りません。当院では、血管内膜中膜複合体厚(IMT)、プラークの存在の有無、カラー、パルスドップラを使用して収縮期最大血流速度を合わせて測定し脳血管病変の診断に活用しています。
リハビリテーション
現在、理学療法士3名、作業療法士1名にてリハビリを行っています。頚部痛、腰痛など脊椎病変の方には、器械をなるべく使用せず、療法士が直接に施術を行っています。器機の使用より改善効果は良好であり、多くの方に喜ばれています。また、脳卒中(脳出血、脳梗塞、くも膜下出血)やパーキンソン病の方には、理学療法士、作業療法士の両面より積極的に運動療法を指導しています。当院は運動器リハビリ I、脳血管リハビリⅡを算定しています。
物忘れ外来(認知症診断と治療)
早期アルツハイマー型認知症診断支援システム(VSRAD)を用いた画像解析と高次脳機能検査を施行し、またMRIにて脳腫瘍や脳梗塞に起因する物忘れや治療にて劇的に改善する認知症である正常圧水頭症などを鑑別しながら診断、治療をおこなっていきます。
物忘れのある方は是非ご家族とともに来院ください。検査後に詳しくご説明いたします。また必要性がある場合、血液検査による関連遺伝子の解析から認知症診断もおこなっています。(保険適用外・別途料金)
頭痛外来
片頭痛、筋緊張性頭痛に代表される多彩な頭痛が存在します。現代社会は、PC(パーソナル、コンピューター)を用いた仕事やスマートホーンを長時間使用している若い方が多くいます。
このような方に非常に頭痛が多くなっているのが現状です。
当院では、適切な診断と生活指導、また投薬治療の他にリハビリテーションを組み合わせ、多くの患者様が頭痛から改善しており、好評を得ています。
めまい外来
めまいがすっきり改善せず、耳鼻咽喉科でも異常がないと診断されている方は、脳腫瘍(聴神経腫瘍)や脳梗塞の可能性がありますので一度詳しく検査をいたします。
外傷・キズの処置
ボツリヌス治療
(1)顔面痙攣:
「眼が閉じてしまい車が運転できない」「眼が閉じてしまい信号が見えずうまく歩けない」「人前で顔が引きつり会話ができない」等の症状の方は、MRIにてその原因を特定してから治療を行います。5分程度の治療で数日後から全く症状がなくなります。
(2)痙縮治療:
脳卒中後、麻痺側の関節が硬くなり、関節の痛みが生じたり、衣服がうまく着られないなどで生活の質の低下を認める場合にボトックス治療を行います。このときは、リハビリテーションを併用することで生活の質が向上し、痛み等から解放されます。
すずき脳神経外科クリニック
東京都町田市旭町3-1-15
旭町メディカルビル2F
042-710-6577